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しまなみ海道を自転車で往復しに行った

琵琶湖より近いからしまなみ海道を自転車で走ってきた.向島から今治までの往復で,145km 11時間半弱.

単純に往復してもつまらないので,行きは夜のしまなみ街道を走ろうということで 2:45 にスタート.この時間帯だと渡船が無いっぽいので向島の兼吉の辺りを起点にして,そこから r377 のメインルートで回って因島大橋への入口に 3:15くらいに到着.

橋の高さまで登って夜の因島大橋.この橋だけ車道の下を通る構造.自転車を置いてる緑部分が歩道で,残りが自転車と原付(左側通行・対面).この時間帯ならだいたい独占(途中で対向の自転車が一台来た).

そして反対側に着いた辺りで料金所.来年度まで自転車無料.アナウンスの音声が尻切れだったのは気のせいだろうか.


因島はメインルートだとそこそこアップダウンする感じで,r366 から分岐して最初の登りを終えた辺りで面白い看板を発見.本因坊秀策は因島出身だったのか.本因坊秀策囲碁記念館というのも因島の別のところにあるらしい.

4:10頃に次の生口橋への入口に到着.橋まで毎回登るのがメンドイといえばメンドイけど,場所によっては展望がきくスペースを用意してくれてるのがありがたい.

生口橋の料金所.横を爆速の車が通り抜けていくのは新鮮かもしれない.

生口島はメインルートから外れて南側を回ってみつつ,多々羅大橋の料金所に 4:15頃に到着.生口島はアップダウンも特になく平和だった.

多々羅大橋を渡り終えて「サイクリストの聖地」の記念碑(道の駅 多々羅しまなみ公園)に到着.久々に来た.昼間は混みまくってるイメージしか無いけれど,この時間帯は空いてたので記念碑でたらたらと記念撮影(夜に走った理由のひとつ).5時半になって空が夜明け気味になってて良いタイミングだったかも? 贅沢を言えばライトの強さをもうちょい無段階に変えらたら……

聖地を後にしてメインルートどおりに R317 経由で 6:15頃に大三島大橋の料金所に到着.だいぶ明るくなった.

6:40頃に伯方・大島大橋の料金所到着.たぶん水平線からは日が出てる時刻だろうけど,東に鵜島があるのでまだ橋の上では日が出てなかった.

ということで,橋から降りて大島の r49 に出る直前で休憩がてら日の出を待機.この時間帯になるとだいぶすれ違う自転車も増えた感じだった.

7:30頃に峠越えがキツかった大島を抜けて最後の来島海峡大橋に到着.キツかった峠よりも高いところまで立派なループ橋を介して登ってきた.原付・自転車・歩行者しか使わないことを考えると贅沢な道な気もする.走れて満足.

最後の料金所に 7:45頃に到着.

今治側も贅沢なループ橋.自転車で登ってる人たちが大変そうにしてるのが印象深い.そろそろ今治側からスタートする人たちが動き始める時間かね.

そして 8時前に今治市サイクリングターミナルのサンライズ糸山に到着.これにて片道終了.71km 5時間10分ほど.今治市内は走るの面倒そうだし各種バッテリーも心配なので,ここからすぐに折り返す.

ということで帰り道.ちょっと寄り道しつつ帰る.寄り道その1は馬島で,来島海峡第三大橋を渡ったところの料金所で下の島に行けそうな気配だったので行ってみた.入口は料金所のところの階段.

階段を下って車道の下を抜けると道の反対側に大きなエレベータが.原付も載せられるようなので,原付で来ても馬島に降りられるっぽい.地上階には仮設トイレもあった.


エレベータを外から眺めたところ.近くだと画角に入らない.遠くから見ても大きい.

自動車で来ても見られない景色ということで,来島海峡第三大橋の下からの眺め.巨大構造.

そして立入禁止になってないところを神社に向かって進んできた辺りで来島海峡第三大橋を撮影.橋の良い撮影スポットかも知れない.

馬島から復帰して来島海峡大橋を渡り終えて大島の峠を再び登ったところで記念に峠の名前を撮影.宮窪峠というらしい.高さ的には来島海峡大橋と同程度にまで登らされるという…… 尾道からの片道の旅程のひとは疲れたところにこの峠で心が折れそうになるんじゃなかろうか.片道だけなら今治スタートが良さげ.

そして寄り道その2:伯方・大島大橋の途中で見近島に降りられるので行ってみた.こちらはエレベータはなく坂道で移動.


下に降りてくると野営地があって,テントもちらほらあった.原付・自転車・歩行者だけしかこれないキャンプ地?

野営地の先にトンネルがあって,それを抜けた先もスペースとトイレがあった.こちら側も目の前が海だったけど,フェンスがあって目の前から深そうな感じで危険そう.


あとは,いつの間にやら GoPro 用のモバイルバッテリー(74wh)が尽きてたり,115km 頃に自転車のバッテリーがあと1メモリになって ECO モードに切り替えてみたり,昼頃に 120km を超えて因島に入る辺りで膝が痛くなってみたり,因島大橋に登る途中で自転車のバッテリーが切れてアシストなくなったり,そのせいもあって因島大橋から先は座って漕ぐと膝が痛いのでずっと立ち漕ぎだったり,いろいろ不安になりつつ 14時過ぎに起点に帰還.なお,起点はタイムズのBの宮本本店駐車場で,自転車の積み下ろしもあるので 2スロット確保してた(400円*2).

ということで,帰りは寄り道しつつ 74km 6時間10分程度だった.さすがに疲れてたり膝にガタがきたり向かい風だったりで遅くなってたけど,思ったよりは遅くならずに済んだ感じ? 往復トータルで 11時間半弱.まあ,脱落せずに無事に帰ってこれたし,色々と面白いものも見られたので満足.

閑話休題.

今後のためのメモ.

とりあえず自転車には普段からつけてる修理キットなど(シート下の小さいのとボトルホルダーのと)の他にトップチューブの左右に小さなバッグ(ROCKBROSの 2L容量くらいのやつ)を付けてった(そのままだと滑るので,車用の滑り止めシートを敷きつつ).

トップチューブバッグには GoPro の電源供給用モバイルバッテリーと補給食を入れてた.シートを上げてるときは足に当たらないけど,シートを下げて座ってると膝が若干当たる感じ.今回はスマホを入れてなかったので中央のスマホ入れの使い心地は分からない.15cm x 8cm x 2cm くらいのモバイルバッテリーを入れてったけど,このサイズだと片方に 2つ入れられそう.スマホを地図に使うなら GoPro用とスマホ用でふたつバッテリーを積んでくのが良いかも.もう片方には 2時間分程度ずつの補給食(スポーツようかん,アミノショット,アミノショットパーフェクトエネルギー,SOYJOY 辺りを 500kcalとゴミ袋)を入れといた.取り出しやすいように余裕を持って入れてたけど,これは倍くらい入るかも.

ほかの荷物はリュック(montbell のサイクールパック10)に入れて背負ってった.ポカリ 1.5L をハイドレーションでと,真水500mlをペットボトルでと,補給食(2時間分セット*3+α)と,雨用にストームクルーザー上下と,ウインドブレーカー(montbell EXライト ウインドバイカー)と,タオルと,30cm程のフレキシブル三脚と.ぶっちゃけそこら中に自販機やコンビニがあるので水分と補給食はこんなに持ってかなくてもいい気もする.

カメラは α7III をクイックリリースなホルダーでリュックのショルダーベルトに括り付けて,GoPro を自転車のハンドルにマウントしてった.360°カメラにするならバッテリーも背負って殿様ウント?

ライトと GPS も,途中で充電し直さないと全行程はもたない.GPS は 6時間半を過ぎた辺りで電池残量の警告が出た.ライトは復路の早いタイミングで切れてたと思う.諸々,6時間ほどしか電池がもたないと思っとくのが良いかも? ライトをもう一式持ってくか,給電しつつ使うか.

自転車のバッテリーは,たぶん ECO モードにしておけば今回の距離は行けそう? およそ今回のセッティングを BOSCH の航続距離計算に入れたら TOUR で 125km とかだったので,まあ計算が正しそうな気がする.これが ECO だと 179km になったので,しまなみ海道往復は ECO で行けそうな気がする.でもビワイチは ECO でもギリギリ足りなさそう? なにか対策を考えねば.

サドルはクッション性の高いやつに変えてった.Amazon でポチったよく分からんやつ(YOUNGDO というブランドの超肉厚 低反発クッションののトレッキング用)だけど,柔らかくて快適だった.クッション性の高いサドルは必須.

夜は道が空いてて快適だった.昼間は混んでたりマナーの微妙なのが居たり後続車に追い立てられたりで悩ましい.

因島は海沿いのルートもあるのでそっちのほうが登りが少なくて楽そう.帰りにそっちを通ろうと思ったら分岐に気づかず峠を登ってしまったので知らんけど.大島も低い方の峠は回避可能っぽい? でも宮窪峠は避けられない(遠回りして海沿いを進んでも別の峠がありそう).

ルートについては諸々の案内が親切なので(少なくともメインルートは)迷わない.路上の青いペイントに「尾道まで〇〇km」とか「今治まで〇〇km」を書いてくれてあるので,方向を間違うこともない.

今回はホテルも高すぎて取れなかったので,昨日の夜出発で高速使って4.5時間で向島に着いて,そこから自転車で往復して,そのまままた 4.5時間で帰ってくるという行程だった.よく考えなくても前後は近くのホテルに泊まったほうが楽.特に膝にダメージがあると車の運転も微妙に悩ましい.

ハイドレーションの口のキャップを片手で外そうとしたら口ごと取れてポカリの噴水になった事件が起きたので注意.キャップは片手+口で開けるのが正しい気がした.

閑話休題.

行動中のエネルギー補給のための食べ物の呼び方が,登山だと「行動食」で,サイクリングだと「補給食」っぽい.登山だと歩きながらも食べれるけど,サイクリングだと基本的には止まって食べるからその辺りのニュアンスの違いかね?

膝の痛みは,位置的かつ原因的に腸脛靭帯炎(ランナー膝)っぽい? さすがにこれだけの距離を走ると避けられない気もする.帰宅したときには膝の曲げ伸ばしが痛いので歩くのも悩ましい感じになっていた.

八代の辺りへ

自宅のはちみつが尽きそうなので八代の西岡養蜂園のお店までお買い物に.ついでに,早朝に八代の r258 とかで山を超えて通行止めの R219 の様子見に行ってみた.

ということで,早朝の日奈久温泉.r258 田浦日奈久線で R219 へ向かおうと思ったけど微妙に雨降ってたので寄り道.

そして駐車場とカメラの標識があったので追いかけてったたら着いた温泉神社.車は数台止められる.

たぶん上の看板にあった写真はこの神社の境内(階段をそこそこ登った先)から望遠で撮ったっぽい? 

あと,神社の拝殿には桜の時期のライトアップを撮った写真が飾られてて,なかなか良い感じのライトアップっぽい.来年の春にでも覚えてたら来てみよう.

そして熊本 r258へ.峠の西側は,落石と木から落ちてきたゴミが邪魔で(本来の道幅が使えれば問題ないけれど)離合しにくい区間が微妙に長くて険しめだった.写真は峠から東側を眺めたところ.

なお,峠の東側にある分岐で google maps と地理院地図とが別々の道を県道だと言っている.ぐるっと一周して両方走ってみた結果,google maps の言う北側のルートは「林道大谷線起点」って案内があったので間違いか将来的に改良したあとの計画な気がする(その林道の区間は険しかったものの,それ以外の部分は道幅も広くて平和だった).

そして r60 に出て R219 を目指したら葉木橋の手前で「通行不可」の看板が.一般車両は通行できませんとのこと.歩くのも面倒だったのでそのまま引き返した.


帰ってきてからストリートビューで確認したら,ここから R219 で道の駅までは行っても良かったっぽい.まあ,邪魔者なので勘違いしてここらで引き返すのが正しいだろう.R219 は早く治るといいなぁ.

閑話休題.

午前2時半頃に R3 の「ミニストップ 八女鈍土羅店」の南の陸橋を降るところ(フジキ工芸産業の入口手前)で鹿が出てきて驚いた.周りに山もないのでどこから来たのやら.

午前5時過ぎに八代ICのところで飲酒検問をやっていた.あそこは R3 が一車線に絞られるので取り締まりやすいのだろうか.というか,朝5時とかでもやってるんだなぁ.とりあえず,飲酒検問に出会ったのはこれで人生3回目のはず.意外と出会わないレアイベント.

津軽海峡フェリーを使いつつ龍飛崎へ

津軽海峡のフェリーを使ったことがなかったので,3:20 の津軽海峡フェリーの便で函館から青森へ移動してみた.写真撮らなかったけど,ドライブスルーなチェックイン機がある程度には利用客が多いっぽい?

せっかくなので部屋はスイートというやつで.貸切に0.5人分の料金が追加されて,車両を運ぶベース料金に +7k円くらいのお値段だった.まあ,シャワーも付いてるしちゃんとしたベッドが 2個もあるし,しっかり寝られる場所を確保したと思えば妥当な出費だろうか.


そして 7時に青森についたら竜飛崎へ階段国道の様子見に.今日は雨と風が強くて残念な感じだった……

んで.当初はこのあと長野までテキトウに移動して明日立山黒部アルペンルートのトロリーバスに乗ってこようかと思ってたけど,この天候やら黒部峡谷鉄道で土砂崩れがあったとかいうニュースで行く気が薄れたので,高速を20時間くらい乗って一気に帰ることにした.GW は日本海側だったので,今回は東北道→圏央道→新東名という感じの別ルートで(この連休は高速の休日割が効かないので高速に乗りっぱなしで深夜割を効かせる作戦).

北海道 r1116 と r682 を走る

朝4:30に小樽に着いたので,そこから今回の目的である北海道 r1116 に向かった.r1116 は年に1ヶ月くらいしか開通してない道で,これまで開通時期に来たこと無かったので今回強行軍で来た.

ということで,よく聞く名前のチョボチナイゲート.ちゃんと開いてて一安心.ここからの登り(ここより南側もだけど)は待避所多めの一車線.

そしてこの道で有名な嶺雲橋.一番高度が上がった辺りにある.カーブした橋で中々良い景色だけど,もう少しあとなら紅葉が良い感じだったかも?


嶺雲橋から少し降りた辺り.色づいてきてるけどまだまだ早い.

そして反対側の東川北7線ゲート.今度は閉じてるときに来てみたい.

これで主目的が終わったので,次はサブ目的としてチミケップ湖の通りそこねてた r682 へ.南側の r51 分岐から突っ込んでくと,各種の注意看板が.狭いのと路肩弱いのと段差(穴)があるのと.

道自体は締まったダートなので走りやすい.カーブミラーもあったりで.難点は雨であいた穴や亀裂が時々あること程度.

チミケップ湖の南端にある r494 との分岐のゲート.前回来たときには東から r494 で入ってきてこのゲートを眺めつつ横を通り抜けた.

そしてそのまま北に抜けて r27 に合流し,r27 と少し重複して東に向かったあとのトコロルベシュベ川に沿って再北上するとこへ突入.この先は万年通行止めらしい.

「通り抜けできません」ってだけなので,とりあえず行けるところまで突っ込む.なんか開けた土地が道の右側にあるので暫くは安定したダート道.

んで,開けた土地が終わった辺りで怪しい区間の開始.初っ端から普通の車ではキツイ穴が開いてるのでここらでやめとく.少し先にカーブを示す看板があるけれど…… 熊も怖いので歩いての散策もやめた.

そして万年通行止め区間の反対側.r217 から「きたみファミリーランド」へ向かう感じで駐車場を脇に見つつ少し進んだところにゲート.こっちは立派なゲートで止まってる.期間がたぶん冬季閉鎖区間に連なってるのでいつでも通れない.

ということで,ほぼ年中通行止めと万年通行止めの道道を見に行ってきた.r1116 は 10月に入ってからのほうが紅葉的に良さげだと思う(けど 10月だと忙しくて悩ましい).

旅立つ

ちょっとこの連休に北海道まで往復しようということで,今日はお休みにして昨日の夜から14時間ほど高速を走って新潟のフェリー乗り場へ移動した.今回の船は「らべんだあ」.そしてまた雨.

今回は繁忙期ではなかったのでステートAを貸し切りで確保.ルームキーは eチケット控えの QR コードで,部屋にはベッド2つに洗面所・トイレ・シャワーが付いててとても便利.飯を持ち込んだら部屋から一歩も出ずに生活できる.冷蔵庫とポットもあるし.乗船直後とかの混んでる風呂場に行かなくていいのが一番ありがたいかも.




愛媛 r313 を見に行く

宇和島の九島を一周する感じの愛媛 r313 に「海に転落」の標識があるそうなので見に行ってみた.

とりあえず,島に入ったところで「自動車は一周できません」の看板が.「海に転落」の区間を含む広めの区間で二輪じゃないとだめっぽい.

確認のために反時計回りで突き進んだ先で「車両通行不能(二輪以外)」の看板が.あと「県道はここまで」の標識も.

そして今度は時計回りに回って「転落」の標識と「車両通行不能(二輪以外)」の看板.ここからは二輪(特定小型原付)で一周してみる.

「転落」区間の逆側.この 500m くらいが落ちやすい区間.

実際のところ,この看板のあったところのすぐ先にある生け垣の植物が邪魔という程度で残りの部分は通れそうな気もする.

そしてそのまま反時計回りに進んで「県道この先150mまで」の標識と「車両通行不能(二輪以外)」の看板.

ということで,一周全体が r313 ではないらしいけど,とりあえず四輪で通ると海に落ちる区間があるということで険しい道だった.でも 2輪で走る分には特に問題のない道だった.路面もちゃんとしてたし.フナムシが大量にいたのさえ気にしなければ.

閑話休題.

豊後水道を挟んだ反対側も海にダイレクトな道があるよねということで佐賀関の大分 r635 へ.前に行ったときにはこの区間だけ工事中で通れなかったのを回収.

そしてあとは阿蘇をかすめつつ家に帰る.

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