2019年11月25日
「廃道」「観光」でググったら出てきた論文を読む
- 2019-11-25 (Mon)
- 一般
「とうほく街道会議 第15回交流会 万世大路・福島大会」辺りの存在から廃道を観光資源にするってのはありなのかねと思って「廃道」「観光」でググったら,なにか真面目な論文が引っかかったので読んでみようと思ったのが今年の夏.積ん読に入ってたのを今日スタックから下ろして読んでみた:
高野誠二:廃線・廃道・旧道の探索がもたらす地域振興と地理教育における効果と問題点.東海大学 経営学部 紀要 第2号 (2014年度),pp. 15--26.
で,旧道・廃道を観光資源とか学習教材にしましょうか的なことを考察しているような論文だった.R425 旧道の初代坂下隧道(尾鷲の起点から直ぐ西のあたり)の探索もされてて,その様子が論文に載っている.
が,ぶっちゃけ単純に考えても廃道を観光資源にするには安全管理が最重要課題になるわけだけど,その点については地元の協力があれば簡単に片付くとか一言で片付けられてしまっているので何ともなところ.その後のケーススタディに期待.
閑話休題.
そういえばラピュタの道はどうなったんだろうと思ったけれど,まだ特に復旧工事の話は無いっぽい? 変にガッチガチにコンクリで固めたような道にしてしまうよりは今の崩れたままの道のほうがラピュタっぽくて観光資源になるんじゃないんかねと思うのだけど,どうなのだろう.
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