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2010年09月

ICFP2010の3日目

初っ端に Guy E. Blelloch のお話.コスト入り並列ラムダ計算とNESLの紹介.知ってる内容なのでどこに力を入れてプレゼンするかが注目どころだったけど… FPってParallelに良いよねとしか言わないので普通だった.

続くセッションの Sparse matrix の話はプログラムは検証できるのがありがたいよね,と.検証できなければ価値ないと思う.

Shape polymorphism な array の話は parallel あまり関係ないじゃんという.Haskell でちゃんと実装しましたよ,という認識.

最終セッションの pearl paper "A Play on Regular Expressions" は演劇の台本として書かれている点が特徴的.内容的にも,正規表現のサイズと入力とにリニアなアルゴリズムを簡潔に実装しているし,Haskell の遅延評価をうまく使って無限の正規表現でもアルゴリズムが動くのが面白い.正規表現をいくらでも連ねられるので,CFGもオッケーだしCFGを超えるものも表現可能だし(a{n}b{n} for all n とか a{n}b{n}c{n} for all n とか).これくらい色々と面白い pearl paper がもっと増えるといいなぁ.

閑話休題.

ほぼ毎日夕飯に通っていたお店が今日はお休みだった.残念.

ICFP2010の2日目

身内の発表日.無事終了.

Janis Voigtländer の syntactic bidirectionalization と semantic bidirectionalization を組み合わせるやつは一般の再帰データ構造に対する形を取り出す関数とその関数上の sget を全部自動でできると有用そうだなぁと.形を取り出す関数は多相型の型変数にユニットをブチ込めばよいんじゃないかと言っているし get から sget を自動で作るのも prototype があるらしいので… 全自動でできるのかね? でもまあ,多相的な get しか許さないので値を見るような変換は出来ずやっぱり制限きついのかもしれない.多相性でポインタのトラッキングができるっていうアイデアはきれいなのだけど.

閑話休題.

来年の ICFP は日本の NII で.ICFP = I see Fuji Peak!! ということらしい.誰が考えたんだろう? 何はともあれ日本のホテルはサービス満点お値段そこそこお部屋は狭しなので,宿泊関係の情報提供や斡旋が難しそうに見える.そしてプログラミングコンテストも気になる.

んで,コンテストのほうは今年も日本人たちが優勝ということで目出度い.昨日会場にいるメンバーに会っていたので優勝がばれてた感じではあったけれど.そして優勝者のスピーチはバッチリ決めてほしかったかなぁという感想.まあ,良くも悪くも日本人.

閑話休題2.

夕飯は発表お疲れ様でした会を兼ねて近くの Roy's というレストランへ.とりあえず名前の面白かった Hibachi style grilled atlantic salmon とかいうのを注文.和風の味付けでアメリカ滞在的に非常においしかった.

ICFP2010の1日目

Invited Talk は ML の話でなく Robin Milner の歴史になってたな… とりあえず ML = LISP + ISWIM + Type ってことで.

Functional Pearl の Every Bit Counts はデータのエンコーディングをデータに対する質疑の応答列にするという話で,codecs = Q/A strategies だという.そんで codec (=guess game) を構成するためのコンビネータが提供されると.この手法の性質の一つに任意のビット列に対して対応するデータが存在するという性質があるので,データを全列挙して順番に試すプログラム書くときに便利かなぁとか思った.とりあえず何かを探すときには解候補を全列挙する generate and test が簡単に並列化もできるのでうれしいのだけど,全列挙部分を書くのがしばしば面倒でやる気をなくすことがあるので.

それにしても日本からの参加者が思ったより多いなぁ.全体で240人弱の参加者がいるところに日本から20人来ているという… 来年日本だからこれくらいの勢いでちょうどよいのかもしれない.

そして歩道を歩いていたら渋滞ってた車の中の人に呼び止められて,なんだろうと思ったらジーンズの右後ろのポケットが破れて中のものが落ちそうだと教えてくれた.もちろん破れていることは認識した上で履いていたのだけど,とりあえず現地人いい人だなぁ.

WGP2010

今日は WGP (workshop on generic programming) で話を聞いた.登録してないので最終セッションしか聞いてないけど.

Ralf Hinze の Reason Isomorphically! は… 難しい内容をかみ砕いてわかりやすく説明してくれた発表だったのだけど,結局のところ彼の手法の利点が今一つ理解できず… 面白い部分は難しくて説明できないだろうから発表では省いたらしい.論文が手に入るようになったら読んでみるか.

最後の Constructing Datatype-Generic Fully Polynomial-Time Approximation Schemes Using Generalised Thinning は… thinning の素直な拡張だなぁと.細かいところを確認しきれていないのでやっぱり論文見てみないとね.

閑話休題.

Baltimore でセブンイレブンをたくさん発見.日曜日でも水とか食糧とか買えるので非常に便利.Lexington Market とか見に行ってみたけど日曜日でお休みだったのは痛かった… ほかのお店類も軒並みお休み状態で… スタジアムだけは試合があったのか混んでたなぁ.

Japan Only だそうで

スタッフ日記でも読もうかとアリスソフトのページを見ようとしたらエラーを食らった.日本限定らしい.

HLPP2010

平和に終了.

maximum matching の Karp-Sipser アルゴリズムをBSPモデルで並列化したという話があったのだけど… 結局のところ厳密ではない greedy アルゴリズムなので大外れの際にどれくらい最適解から外れるのかが気になった.元の Karp-Sipser アルゴリズムの時点での近似率も分からないのだけど,並列化によって明らかに近似率が悪くなる方向になっているのでどうなんだろうかと.まあ,実験を見る限りにおいてはリーズナブルに問題ないようだったけど…

閑話休題.

invited speak で tree 上の maximum independent set 問題が少しだけ話に上がった.この問題が木のサイズに関してリニアの仕事量で解ける(しかも O(n/p + log n) の並列時間できれいに並列計算できる)のは知っていたので,一般のグラフの上ではどうなるんだろうと疑問に思った.で,ちょっと考えてみたら,minimum vertex cover 補集合が maximum independent set になるということに気が付いて思考終了.つまらないなぁ…

恒例のホテルでドアが開けられない罠

海外出張する度にホテルのドアが開けられないという経験をしている.特にヨーロッパのホテルではノブではなく鍵を回して錠をひっこめるドアが多く,そもそも開け方がわからなかったり,鍵が怪しいと思っても鍵の回転方向が分からなかったり,ノブより力が掛けにくいので錠と穴との摩擦に勝てなかったり(こういった場合にはドアを多少押し込むようにテンションをかける必要がある)とかで,毎度毎度ドアの前で不審者モード発動しまくった.

んで,今回も例にもれず,部屋についてドアを開けようとしてもやっぱり開かない.

今回の原因:ホテルのフロントのお姉ちゃんが間違った部屋番号教えてくれた! 

カードキーなので技術的にどうこうできるものでもなく素直にフロントに行って確認してみたら,なんと1フロア下の部屋番号を教えられていたという罠.そりゃ開かないわ.結果として知らない人の部屋に対してカードキーをカスカスやってノブをガチャガチャやるという不審者行動してたんだなぁ… 中に人がいなくて助かった.

アメリカへゴー

ICFPまわりに参加しにアメリカへ向けて出発.とりあえず,飛行機の時間の3時間半前に成田空港に行ってみたり,100ドル札2枚が邪魔なのでドル→円→ドルと両替して7%程度のコストで20ドル札以下に分解してみたり,自動チェックイン機でパスポートの読み取りを10回くらい連続で失敗してみたり,いろいろと普通じゃない行動をした気がする.

Tesla, Fermi, Kepler, Maxwell と続いたら次は誰だらう?

NVIDIAのGPUロードマップに出ている名前が Tesla, Fermi, Kepler, Maxwell と物理屋さんの名前で統一されているのだけど,この次に現れるのはだれなのかなぁと.

Fermi がいるなら Bohr とか Dirac とか Schrödinger とか来ないのかなぁとか,Fermi から Kepler って大分時代さかのぼってるよなぁとか,Tesla と Maxwell はかぶってるなぁとか,古典力学足りないから Newton に行くのかなぁとか,相対論足りないから Einstein に行くのかなぁとか(石だけに相性が良い名前だと思う),宇宙スケールで Hawking とか行ってみると色々と問題になるかも知れないなぁとか.

個人的には Yukawa とか出てきてくれると非常に面白いと思う.

書類を揃えて封筒に入れて投函

という作業をしたのだが,投函後に封筒裏の差出人部分に漢字の間違いがあることを発見(書留の控えを見て).「片」の字が「方」になってた… まあ,きっとよくある間違いだし郵便番号あってればきっと問題ない部分だし,きっと大丈夫に違いない.

書類の不備の確認には注意を払ったけどまさか差出人(自分)の住所にタイポするとは思わなかったからなぁ… 今後気をつけよう.

iTunesのライブラリにファイルを追加しようとしたら…

新しいCDを Windows Media Player で取り込んだので iTunes の方にも追加しようとして,きっと既に追加済みのファイルを再び追加することはないだろうと思って音楽ファイルの溜まっているトップフォルダを追加してみたら… 

殆ど全てを2重登録してくれやがりましたよ?

実際のところは wma から m4a への変換を延々と3時間くらい実行してくれるというお馬鹿な動作をしてくれやがった.過去に変換して同名のファイルがあることは完全にスルーされるみたい.

横着はいかんね.

GoPro HD + モバイルブースタ = 長時間録画?

殆ど静止物の撮影というか半分は真っ暗であるという条件ではあるけれど,大体8時間くらいはバッテリーがもった.動体になってSDへの書き込みが増えたとしても,32GのSDがいっぱいになる4時間強は余裕でもちそう.SD2枚とモバイルブースタ2個を持っていけば出かけてから帰ってくるまでの全行程が録画できるかも知れない.

というか,バッテリーに関してはUSB電源をバイク本体から取ったほうが話が早い気はする.でも作業が面倒なのでしばらくはやらないだろう.

GoPro HD のファームアップデート

少し前に新ファームウェアの知らせが来てたのでアップデートしてみた.最近の機器よろしくSDカードにファームウェアのイメージを置いて特定手順で電源投入をするだけで完了.アップデート中のバッテリー切れが怖くてフル充電したけれどアップデート自体は10秒もかからず終わった.

んで,幾つかの追加機能のひとつにライブフィードモードがあって,コンポーネント出力でライブビューできるようになった.これまでは,位置調整→試し撮影→PCで確認→繰り返し,という作業で本体の位置調整をする必要があったのだけど,この機能があれば位置調整が簡単にできる! …とか一瞬思ったが,よく考えたらハウジングからケーブル出せないから意味ないじゃん! 

とうことで,本家サイトで予約受付中のスケルトンハウジングが早く手に入るようになることを願う.日本の代理店のページの方ではまだ出てないのでまだまだ時間がかかるのだろうか? 時間かかるなら自前で穴あけてしまう方が早い気がしてきたので悩ましいところ.

自前で穴あけて防水用にもう一つ普通のハウジングを買うってので問題ない気がしてきた… 

ということで,ピンバイスとリューターで穴あけた.USB給電用とHDTV出力用の2箇所.使わないときには穴ふさいでおかないと風切り音が大変なことになるかも知れない.そのうちバイクに乗っけてテストしてみてどうするか考える.

本日の悩み

鶏胸肉100g50円 vs. 鶏胸肉細切れ100g100円

シチューに入れるので切れてたほうが楽なのだけど,切るという単純な加工を加えるだけでお値段2倍かぁ… でも肉切るのも面倒だしなぁ…(洗い物的に1フェーズ増えるし皮をきれいに切るのも面倒) 絶対値で見たら100円~200円の差なのだけど…

とかいうことをスーパーでしばらく悩み,結局絶対値の安い方を買った.

ねぎシチューうめぇ.中身:にんじん3本,ねぎ3本,玉ねぎ2個,生姜1個(みじん切り),にんにく1個(適当に切る),胸肉300g(細切れ),北海道シチューのルゥ1箱,水6カップ,牛乳1カップ.これで普通には10皿分位の量だろうけど1日で消費.風邪対策用.

佐久高原大コスモス園と酷道299

未明に出かけて早朝の佐久高原大コスモス園を見てきた.夜が明けて無いのに国道254の旧道に入ってあらふね荘に向かったら非常に危なっかしかった.峠道は日が出てから通ろう.

んで,目的だった霧の朝日をバックにコスモス.…微妙.日の登る方向に山があるせいで日の出のタイミングが良く分からず.

とりあえず昭和記念公園の丘と同等の広さなんじゃないかなぁという印象.そして全体的な咲き具合はまだ微妙だったけど咲いてるところは十分咲いてた.

ちなみに朝5時半に現場についたのだけど,既に車が5台くらい停まっててそれなりの人数の人達がコスモス畑でカメラを構えていたという… みんな早起きだなぁと.ついでに,迷い込んだキャンプ地にはバイクが5台くらいと同じ数のテントがあった.キャンプツーリングな方々っぽい.僻地なのに土曜早朝に人が集まるほど有名場所だったのだろうか?

そして山の上は非常に寒かった.東京の30度弱に合わせた服装ではお話にならない.内側に着こむための長袖を一枚持っていくのが賢い選択だったかも知れない.ライディングジャケットの防風インナーを着けてたけどマジで震えてたからなぁ… そろそろ寒い時期用の服装を考えなければ.

閑話休題.

酷道299が近くにあったので,酷いと噂の十石峠を帰りに通ってみた.道は噂通りに酷く,ひび割れだらけだったりこぶし大の石がそれなりの頻度で落ちてたり.でも,何故か峠の頂きには駐車場とトイレと立派な展望台があるという… 何か色々と良く分からないところ.眺めはいいかも知れないけれど.



酷道299の感想:とりあえず,石ころ踏んだらコケるので注意して走らなければならないので面白い(写真とっときゃ良かった).そんな道なのに意外と対向車とのすれ違いが多くて驚いた.バイクだとすれ違いは気にしなくて良いけれど,大きめの車だと大変そう(代わりに車なら石を踏んでもコケないという利点はある).そして十石峠周辺以外は普通の道だったのでマジで眠かった.外界に降りてきて暖かくなってきたことも相まって運転中に寝そうになった.ちょっと寒いくらいが目が覚めて丁度良い.

今日の記録:430km走った.中央自動車道が事故渋滞だったから20号線で帰ってこようとしたらこっちも渋滞だったorz 関東平野を通過するのは深夜から早朝にすべき? ついでに299号線の途中で高麗の巾着田に寄れたけど今年は彼岸花の開花が遅れていて何も咲いてないようなのでスルーした.見頃っぽい来週末からは日本にいないので今年は巾着田の彼岸花は見られないかね.

さて,次は奥多摩行くか.紅葉はいつ始まるんだろう?

学士入学とか

高専・短大から学部への編入は知ってたけど,大学で学士を取った人が学部へ編入できる制度が学士入学らしい.知らんかったけどそんな制度があったんだなぁという感想.聞いてみたら今年と去年は学士入学希望者がいたらしいけどその前は8年も遡るとか.高専からの編入は毎年いるのでそれに比べるとレア度が高い道っぽい.

std::result_of 便利だなぁ

引数に関数オブジェクトを取るテンプレート関数の戻り値の型が,その引数の関数オブジェクトの戻り値の型に依存することはしばしばある(変なギミックの付いたライブラリとか書くと特に).関数プログラミングよろしく結果のオブジェクトを作って返すような関数を作っているときには戻り値の型をどうにか推論しないといけない.

んで,どうやって推論したもんかなぁとか思ってたら c++0x なら std::result_of が使えることを発見.これ使うと,例えば vector の要素に関数適用して新しい vector 返すとかいう関数がこう書ける(vector 返すとかバカなプログラムだなぁ.例だからいいか.):

template <typename F, typename A>
std::vector<typename std::result_of<F(A)>::type>
map(const F& f, const std::vector<A> &v)
{
  std::vector<typename std::result_of<F(A)>::type> r;
  for(auto it = v.begin(); it != v.end(); it++)
    r.push_back(f(*it));
  return r;
}

std::result_of 無しだと関数オブジェクトに戻り値の型をtypedefさせるかテンプレート引数増やして明示してもらうかしないとならんと思うので std::result_of は結構便利なんじゃないかと思った今日この頃.コードがすっきりしているかどうかは判断が難しいけど.

CTRL, ALT, SHIFT では足りない気がする

もう少し修飾キーがあってもいいんじゃなかろうか.

日本語キーボードの無変換キーとスペースキー/変換キーを組み合わせて Enter/Esc のキーコードを生成すれば幸せになるという発表を聞いた.その研究自体はキーボード中級者を相手にしているという立場だったのだけど,もう少し一般化して無変換キーと変換キーを其々新しい修飾キーにしてしまうってのが欲しい気がする.Ctrl-u を先頭に付ける修飾キーとかあると便利な気がするけれど気のせいなのだろうか?

原状復帰とか難しいよね

原状復帰を証明するのに,原状を記録しておいて現状と比べることが考えられる.差がなければ原状復帰したと言える.が,原状の記録があったとして,それが改ざんされていないことを証明するってのは結構難しいのではなかろうか?

他.原状に対して適用した可逆な変更手順を逆さまに実行すれば原状復帰したことになるだろう.が,正しく逆順に操作を加えられたかどうかを確認する手段は存在するのだろうか? 操作手順を記録しておいたとしても,それが改ざんされていないと証明できるのであろうか?

結局のところ,原状維持を望むのであれば,その対象物を任意の操作が不能な状態に置いておくのが一番である.例えば,室内を原状維持するなら扉に鍵かけろと.

ところで,現状回復と原状回復の二つの文字が出てくるのだけどどっちが正しいんだ? 元の状態に戻すと考えれば原状回復が正しい気がするのだけど,契約時の「現在の状態」を参照するのであれば現状回復っぽい気もする.よく分からない.法的なテクニカルタームだったりするのだろうか?

JSSSTの大会へ

昨日復帰させるのを忘れたサーバを起動してから大会へ.電車に乗ってから気付いたけど起動し忘れたマシンが約一台.そしてまだまだ咳が微妙に止まらず本当に邪魔者な…

とりあえず関数型言語でアクションゲームというかタスクシステム作ると型が煩すぎてやり難いんじゃないかなぁという印象.逆に型が煩くないように設計したら型推論はじめから要らないというオチになりそうだし.レコード多相は便利なのかもなぁとかとか思いつつ,それってmix-inできりゃ同様なのかなぁとか思いつつ.

そして研究室に行ったのにまた起動し忘れたマシンをまた起動し忘れた.明日の夜には起動されるかも知れない.

風邪にて一回休み

咳と鼻水止まらず動く体力もないので寝こむ.PPLサマースクール行けなかったのが残念.というか行っても咳が止まらず迷惑でしかないという…

うーん… まだ微妙に耳が…

風邪引いた状態で飛行機乗るのはやっぱダメだなぁ,耳抜き出来なくて無茶苦茶耳痛かった.まだ微妙に違和感が…

とりあえずググってみると鼓膜破れる可能性もあるらしい.やっぱ風邪ひき中は飛行機避けるというか,飛行機使うときには風邪引かないように注意すべきかね.

とはいえ,風邪引くときゃ引くわけで,風邪引いた状態で飛行機乗っても問題なくする方法はないのだろうか? 機密性の高い耳栓なら大丈夫なのか? 飛行機が1気圧を常に保持してくれると楽なのだけど.とりあえず今後のために要調査.

また間違っとる

GIGAZINEの 銃弾が水滴や電球を貫く瞬間をハイスピードカメラでとらえた美麗な写真 という記事を見たのだけど… 使っている機材はハイスピードカメラではなくただのカメラ(EOS Kiss Digitalの海外版(のファームハック)).動画を撮っているわけではなく静止画.この前のHDRもそうだけど明らかな間違いがでかでかと出るのはどうなんだろう.

それはさておき,水滴だけならまだしも銃弾まで揃えてとるとかどんだけタイミング合わせに時間かけたんだろう? ウォータークラウン撮ろうとして水滴のタイミングに合わせてフラッシュを制御するってのは2年前にやったけれど,弾丸まで合わせるとかめんどくさ過ぎるとおもう.とりあえずどんなセンサで何をトリガにタイミング合わせをしたのか気になるところ.

めい言

河北新報社の記事「「さくらんぼ小学校」 東根市が校名変更を決定」より

「交通事故に例えるなら、(向こうから)ぶつかって来たような感じだ」
     by 山形県東根市土田正剛市長
本当にこう言ったのであればめい言だねぇ.車で普通に優先道路を走っていたら脇道から前方確認しない車が飛び出してきて事故った.そして脇道から来た車は「優先道路走っていた車がぶつかって来たんだよ」と主張していると.わけわかめ.

ところで,同人エロゲサークルがアダルトサイトとかアダルト系美少女アニメサイトとか言われているのは何故なのだらう? 世間的に認知されやすい単語に置き換えたっていうことなのかね.とりあえずアダルトサイトと同人エロゲサークルを別物とカウントする人間はどれくらいの割合なのかは気になるところ.

それはさておき,何かに名前を付けるときに付けようとしている名前をググってみるのは大事だよねぇと.同名のものが存在するのも避けるべきだけど,googlability の低い名前(C とか R とか S とか)も避けてもらわないといろいろ困る.

目覚まし時計はがんばっていた

目覚まし時計を5時半にセットしたまま出張に出ていたことが判明.この3日間ほど早朝と夕方に近所迷惑だったかもしれない.

木曜日に出発時間を1時間早めて5時に家を出たのが敗因.予定よりも早く家を出るときには目覚まし時計のスイッチを切ったかどうか確認すべきであると反省.

MCTS

マイクロソフトは関係ない.

モンテカルロ木探索の話を聞いたのだけど,人間の思考の形と似てる探索なのかなぁとかいう印象.モンテカルロシミュレーションで勝敗率を見積もる部分を人間の直観の実装だと思えば,直感的に良さそうなところを詳しく詰めていくという感じだし.

モンテカルロシミュレーションの並列投機実行数の増加に伴ってきれいに能力の向上するアルゴリズムが欲しいねぇ.どんなのが良いのかすら見当がつかないけど.

MapReduceというかHadoopでMCTSやとうとかいうのはあるのだろうか? シミュレーション結果のマージごとにMapReduceを1ステージ使うので効率出ないかね.

ところで,タスク間のaffinityつけられる言語ってあったっけ?

高知へ

わーくしょっぷにさんかするためにこうちへ.さいきんのひこうきはべんりだなぁ.そしてたくしーたかいなぁ.ほてるからかいじょうまでいちじかんかかるのはきついなぁ.かつおのたたきおいしい.

HDR合成って?

なんというか,ダイナミックレンジ拡大のための合成であって… ミニチュアは関係ないんちゃう? 

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100907_hdr_old_trains/

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060704_hdr_photo/

どうでもいいけどどうしたらそういう理解になるのだろうか? 世間一般にはHDRって何を指しているんだろう?

そういやHDR合成できるなら擬似STF合成も出来ていいよね… NEXに積まれないかな.

風邪っぽい

喉がウガー.鼻がイタイー.寒気がする.糞暑いのにエアコン付けると死ぬのでエアコンつけずに寝込む.風邪引いてる時に飛行機乗ると耳抜き出来ずに悲惨になるので嫌なんだよな… 明日には治るといいなぁ.

きれいなプログラマが欲しい

d 次元ベクトル n 本の和を求めるプログラムを書け.つまり,s と x_i をベクトルとして s = \SUM_{i = 0}^{n-1} x_i を計算せよ.ただし,d ≪ n とする.なお,後で和を求める部分を並列化する予定なのでそれを考慮してね.

という注文に対して,次のプログラムが返ってきた.

for(int j = 0; j < d; j++)
  for(int i = 0; i < n; i++)
     s[j] += x[i * d + j];

何故こうなった?

元々の計算式を元にプログラムの構造を考えればループの順番が不自然だと思うのだけど… 何故にわざわざベクトルの次元のループを外側に持ってきだのだろうか? 構造的に不自然な上に配列 x の読み込みが連続でなくて時間的にも不利になると思うのだけど.そして二つのループのうち並列化すべきは i のループなわけで,それが内側にあると下手すりゃ同期が増えて無駄なのに.こんなのは非効率かつ非明確なプログラムであって百害あって一利なし.

なんていうことを考えずにプログラムを書くのが普通なのだろうか? よくわからん.とりあえずきれいなプログラムを書く事を最優先して欲しい.

閑話休題.

効率改善のためにとある仕組みを導入しようとしている場合,その仕組みが本当に効率を上げられるのかどうかを事前にちゃんと考えて欲しい.効率改悪の仕組みとか入れてもしょうがないし,効率改善が出来ず無駄にプログラムを汚くしてもしょうがないし.

どこかに泉はないのだろうか?

今回の旅まとめ(写真とった部分)

フェリーの上からナポリの港と街.時間があるならゆったりしたフェリーの方が高速船より良いと思う.

4ユーロのピザ(マルゲリータ).昼飯食べる場所を探していたら呼び止められたのでその店で.5ユーロ以下でピザを食べるのが目的だったので丁度よかった.シンプル故に美味い.

ペンネ・アラビアータ.いくらだったか忘れた.日本人数人で歩いていたら「日本の雑誌に載ったんだぜ,へへ」というおじさんに捕まってその店で.辛くて美味しい.

ホテルからの朝日とか.空港が近いためか飛行機雲が縦横無尽に走ってた気がする.ちなみに Best Western Regina Palace Terme というホテル.ある意味丁度良い位置にあった.

会議の会場のホテルにいた猫.近づいても逃げない.ディナーの時にいたのとは別の猫らしい.

同ホテルの会議スペースの部屋の一つ.ここで発表した.ムダに広い.

折角なので行ってみた通称イスキア城.ホテルから2キロ弱で,港から3キロくらい? 印象としては小型のモン・サン・ミシェル.中に入るには10ユーロかかるので中には入らなかった.


とりあえずNEX-5は旅のお供に丁度良いなぁという印象.重くないし,小さいし,縦パノラマ横向きで超広角で撮れるし,HDRできるし,バリアングル液晶だし.ただ,パンケーキは要らない子だと思う.標準ズームで丁度良い.超小型の望遠とかあるともっと良いかも.

洗濯する

無事帰国.安定したIPはすばらしい.

そしてとりあえず洗濯モード.あーめんどい.

それにしても東京は蒸し暑い…

帰る

電車でナポリからローマまで移動.Intercity 使って2時間.コンパートメントだったので,荷物を大量に抱えた現地の方々と同席になって荷物があふれるという… 高くてもユーロスターの方が余裕があって良いのではなかろうか? 速いし.

そしてローマのテルミニ駅から空港まではレオナルドエクスプレスで移動.夜10時とかでチケット売り場とかもタバッキも閉まっているっぽい状態で切符の購入が出来なかったが,結局車両に乗って車掌さんから買った.いつでもこの手法で良いのかどうかは分からない.罰金恐い.

んで空港に(弱)直結のヒルトンホテルに泊まった.値段的にもう泊まりたくない.

空港にて.せっかく通路側の席を予約で押さえておいたのに,とても親切なお姉さんがチェックイン機で別の席を撮り直してくれた.一緒に行動していた人間に連続した席を割り当てるという親切なのだろうけど.ありがた迷惑の極み.それはさておき,Wi-Fi が1時間3ユーロで結構安定して使えたのでありがたい.

フランクフルト空港.ジーンズのボタンが金属探知機に引っかかる&電子辞書に対して爆発物の検査を実行される.ローマからの飛行機が若干遅れて時間がない上にゲートは遠いしセキュリティチェックは厳しいしで結構ギリギリな時間だった.フランクフルトでの乗換は要注意かも.

最終日

昨日のディナー.数匹の猫がテーブルの間をウロチョロと.そしてそいつらを食べ物で釣り寄せようとする C. L. 先生… 全然釣れてなかったけど.そしてディナー終了後に踊りまくる人々の中でもとりわけ激しく踊っていた S. G. 先生… 途中退散だったらしいけど.とりあえず有名な先生の面白い行動が観測できた.

そして今日は雨… 移動が面倒.

それはさておき,multi-core/many-core の発表がやっぱり多い.分散環境でのタスクスケジューリングにデータ転送量を最小化する最適化問題を解くとかいうのは昔からあるのだけど,それをプロセッサのキャッシュ側にメモリ階層を上げてmany-coreの場合にも同じように最適化問題解いて最適なconfigを探そうねとか.歴史は繰り返す?

さて,旅費を抑えるためにこれから一気にローマまで移動予定.問題なく移動できるといいなぁ.

二日目:Exa-Flops の先は?

10^03 kilo
10^06 mega
10^09 giga
10^12 tera
10^15 peta
10^18 exa
10^21 zetta
10^24 yotta
10^27 xona
10^30 weka
10^33 vunda
10^36 uda
10^39 treda
10^42 sorta
10^45 rinta
10^48 quexa
10^51 pepta
10^54 ocha
10^57 nena
10^60 minga
10^63 luma

何か結構あるらしい.10年でひとつ進むという歴史になっているので,あと150年は大丈夫らしい.

発表終了

初日最後の発表だったので日本時間だと未明… 眠いがな.とりあえず考えていた通りに英語でしゃべるのはまだまだ難しいなぁ.そして質問が普通に出てくれたのはありがたかった.さらに発表時間後にもコンタクトしてきてくれる人がいるのは非常にうれしかった.

さて,とりあえず一番重要な仕事は終わったので,あとは他の発表を聞くことに集中しよう.あとは暇な時間に通称イスキア城でも見てきたいところ.

レセプション~初日

レセプションで知っている先生にあいさつする.ひとりは自分の発表の座長ということで,知っている先生が座長だといろいろと安心.とりあえずレセプションは場所のサイズに反して参加者が多すぎたんじゃないかなぁという感想.身動きがとりにくい&プール際なので下手すると落ちる.さすがに落ちた人間はいなかったけど.

そんで会議初日.とりあえず時差ボケっぽく非常に眠たかったので初日最後の自分の発表に向けて計画的に寝坊した気がする.眠くちゃまともな発表なんかできん.ということで,自分の発表があと数時間後なのでそれまでは余裕なし.

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