- 2010-09-30 (Thu) 17:11
- 一般
初っ端に Guy E. Blelloch のお話.コスト入り並列ラムダ計算とNESLの紹介.知ってる内容なのでどこに力を入れてプレゼンするかが注目どころだったけど… FPってParallelに良いよねとしか言わないので普通だった.
続くセッションの Sparse matrix の話はプログラムは検証できるのがありがたいよね,と.検証できなければ価値ないと思う.
Shape polymorphism な array の話は parallel あまり関係ないじゃんという.Haskell でちゃんと実装しましたよ,という認識.
最終セッションの pearl paper "A Play on Regular Expressions" は演劇の台本として書かれている点が特徴的.内容的にも,正規表現のサイズと入力とにリニアなアルゴリズムを簡潔に実装しているし,Haskell の遅延評価をうまく使って無限の正規表現でもアルゴリズムが動くのが面白い.正規表現をいくらでも連ねられるので,CFGもオッケーだしCFGを超えるものも表現可能だし(a{n}b{n} for all n とか a{n}b{n}c{n} for all n とか).これくらい色々と面白い pearl paper がもっと増えるといいなぁ.
閑話休題.
ほぼ毎日夕飯に通っていたお店が今日はお休みだった.残念.
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