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LaTeX の無理やり Tips - セクションタイトルのまわりの空白制御

とりあえず,article.cls を読んてみると,section などの空白は以下の定義の@startsection に渡している数字部分で指定されているとわかる.4つ目の引数がタイトルの上,5つ目がタイトルのしたの空白である.これをいじれば空白を小さくできる.

\renewcommand\section{\@startsection {section}{1}{\z@}%
            {-2.0ex \@plus -1ex \@minus -.2ex}%
            {0.3ex \@plus.2ex}%
            {\fontfamily{ptm}\fontseries{bx}\fontshape{sc}\selectfont\Large}}

@startsection はセクションの本体で latex/base/latex.ltx に定義されている.一つ目の引数が環境名,二つ目がレベルである.star(*)付は @ssect に分岐,普通のは @sect に分岐する.@sect のなかでは \@seccntformat でセクション番号のフォーマットをするらしい.ただし,引数は section とかの環境の名前のみなので注意.レベルが1のときだけピリオドを出力するには, @sect もハックしなければならない.

\def\@seccntformat#1#2{%
\csname the#1\endcsname%
\ifnum #2=1\relax .\fi
\quad}
\def\@sect#1#2#3#4#5#6[#7]#8{%
  \ifnum #2>\c@secnumdepth
    \let\@svsec\@empty
  \else
    \refstepcounter{#1}%
    \protected@edef\@svsec{\@seccntformat{#1}{#2}\relax}%
  \fi
...

Meadow で Ispell

論文のスペルチェックに ispell を Meadow から呼ぶ.TeX のマクロとかを無視してくれるので楽.使い方は以下のとおり?

C:\Meadow\pkginfo\ispell\dot.emacs の中身を自分の .emacs へ.これやらないと辞書が見つからんと怒られる.

これで,M-x ispell や M-x ispell-buffer で ispell がかかる.あとは,間違いのところで候補の番号を押すか, i で登録とかする.

ちなみに,改行なしの長すぎる文章を ispell に渡すと帰ってこなくなるので,

C-x h
M-x fill-region

で適当に折り返しておいてから ispell をかけるべし.

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