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gcc 4.5.0 (experimental) でラムダ式をデマングルしてみた
#include <iostream> #include <typeinfo> #include <cxxabi.h> int main(int argc, char *argv[]) { auto f = [](int a) { return (a + 1) ^ 7;}; int status; std::cout << abi::__cxa_demangle((typeid (f)).name(), 0, 0, &status) << std::endl; auto g = [](int a, float b) { return ((a + 1) ^ 7) + b;}; std::cout << abi::__cxa_demangle((typeid (g)).name(), 0, 0, &status) << std::endl; auto h = [](int a, float b) { return ((a + 1) ^ 7) + b;}; std::cout << abi::__cxa_demangle((typeid (h)).name(), 0, 0, &status) << std::endl; std::cout << abi::__cxa_demangle((typeid (h(1,1.0f))).name(), 0, 0, &status) << std::endl; return 0; }
を実行して
main::{lambda(int)#1} main::{lambda(int, float)#2} main::{lambda(int, float)#3} float
が出力された.
とりあえず,宣言された場所+lambdaに引数が連なって,ついでに何番目に宣言されたかがくっつくと.なるほど.
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gcc 4.5.0 (experimental) でラムダ式使ってみた
- 2009-11-11 (Wed)
- プログラミング
gccのsvnにある4.5.0ならc++0xのλ式が使えるのでgccをコンパイルしてインストールしてみた.
とりあえず std::transform を一行でかけるのかなぁと以下のコードを書いてコンパイル.オプションに -std=gnu++0xを指定.
#include <iostream> #include <algorithm> #include <vector> int main(int argc, char *argv[]) { std::vector<int> x; int n = 10; for(int i = 0; i < n; i++) x.push_back(i); for(auto it = x.begin(); it != x.end(); it++) std::cout << " " << (*it); std::cout << std::endl; std::transform(x.begin(), x.end(), x.begin(), [](int a) { return (a + 1) ^ 7;}); for(auto it = x.begin(); it != x.end(); it++) std::cout << " " << (*it); std::cout << std::endl; return 0; }
そしたら普通にコンパイルが通って,実行したら配列要素がちゃんとインクリメントされていた.
ちなみに,上のプログラムのtransformのメインループは
L42: movl (%rax), %edx addq $1, %rcx addl $1, %edx xorl $7, %edx movl %edx, (%rax) addq $4, %rax cmpq %rcx, %rbx ja L42
のようにコンパイルされた(-O3 オプションで).λ式だと変なオーバーヘッドが入らないらしい.boostのlambdaないしfunctionsあたりだと変なオーベーヘッドが掛かってたけど,c++0xのλ式だとその心配がなく簡単に使える.ただし,このλ式を変数に代入したりしたときにどうなるかはまだ試してない.
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CMOVLとかあったのね
- 2009-06-30 (Tue)
- プログラミング
コンパイルされたアセンブリ見てたら CMOVL とかいう命令が使われてた.conditional move if less の意味らしい.つーかこんな命令今まで気にしてなかったけど存在してたのね.
http://www.asmpedia.org/とかx86の命令が色々書いてあって便利そう.
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さてどうしてか
- 2009-06-29 (Mon)
- プログラミング
同じように書いたコードが倍の速度差になる.テンプレート関数を手で展開したのと,元のままにしたものとで,なぜか手で展開したほうのが倍遅い….答えが同じなので同じ計算をしているはずなのだが,何か最適化の聞き具合が違うのだろうか? なぞだ.
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ようやく64bitでも頭よく最適化してくれるようになった
- 2009-06-26 (Fri)
- プログラミング
const だからコピーしまくっても最適化時にひとつになるだろう、とか思って手を抜いた実装になっていた部分をコピーが無くなる様に改善した.そしたら無駄なことしない最適化されたコードを吐いてくれるようになった.
……あれ? 手で最適化しただけの様に思えてきた…… ま,いっか.
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