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2010年03月28日

web会議システム spreed

spreed .今年度利用していたWebExの契約も切れたことだし,4月からミーティングに使えそうなのが無いかなぁと探していて見つけた.使ってみた感じでは結構良さそう.flashで動くので Linux/Mac/Windows のどれでも問題無し.日本語も使えるし日本のサーバもあるし.

日本のサーバとの回線のチェック結果.きっと悪くない数字に違いない.

検証ポート
Streaming connection established: rtmp://ja73-rt01.spreed.net:1935/bwcheck (408 ms)
Control connection established
ラグ: 4 ms
受信速度: 14573 kbit/s
送信速度: 1071 kbit/s
Message displayed: messageOK

そして画面共有(デスクトップ or ウィンドウ)がLinuxからでもできる点がLinux使いとしてはありがたい.画面共有やリモート操作用のスタブプログラムは各OS用に別途ダウンロードする仕組みらしい.ダウンロードしてプログラムをバックで走らせれば画面共有できる.リモート操作に関しては今のところ,リモートから操作されることができるのはWindowsマシンのみ.操作元のOSはLinuxも可能.

画面共有用プログラムを使う準備はアーカイブのREADMEに色々書かれているが,自分の環境(Ubuntu 8.04 amd64)ではx11vncあたりを新たに入れてやるだけで済んだ.

sudo apt-get install x11vnc python-gtk2

ちうなみにリモート操作&デスクトップ共有では全画面表示とか画面縮小とかできて結構便利.

また,会議にはプライベートモードと公開モードの二種類がある.プライベートモードだと全員がビデオ配信できるが,公開モードだと強制的に教室モードになるらしく主催者のみがビデオ配信可能.

プライベートモードのミーティングに参加するには,各メールアドレスに対応したパスワードがいる.メールアドレス毎にパスワードが異なる.よって,ミーティングに参加するには紹介状を主催者から送ってもらわないとならない.この点が WebEx のミーティングひとつにパスひとつの仕組みと異なる.

プレゼンテーションモードに使えるファイルは ppt や pdf などそれらしいものが揃っていた.どうやらアップロードされたファイルをサーバで変換するらしく,Linux から ppt をアップロードするとかいうのもできた(WebExだとローカルマシンでレンダリングするらしいのでローカルに見れないものはプレゼンに使えなかった).変換にちょっと時間かかるけど,変換終わると知らせ(ポップアップ)があるので良し.微妙にTeXPointで書いた部分がちょっとおかしくなってたりするけど… 透明処理のせいかね? まあ,ここら辺はもう少しいじってみないと分からない.

さて,この spreed,フリー版では3人までミーティングに参加可能で,ミーティング時間は90分まで.90分を過ぎると強制終了.輪講とかで使うにはフリー版だとちょっと制限がきついかなという印象.

でも,有料版を使うにしても料金は良心的だと思う.ビデオ使うには Channel Pro で,

 5人まで接続可能 → \25,800 / year
10人まで接続可能 → \64,800 / year 

とのこと.月契約もあって,

  5人まで接続可能 →  \5,800 / month
 20人まで接続可能 → \19,800 / month

らしい(10人の月契約は無いらしい).

5人まで接続可能で年\25,800で使い放題とか結構リーズナブルな気がする.さて,どうしようかね.

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