- 2016-04-07 (Thu) 19:39
- 一般
メトロの乳母車の事故 の記事を読んで,(東京メトロの)非常停止ボタンは電車を止めるボタンではないことに初めて気づいた.このボタンは警報とかを鳴らすだけであって,実際の緊急停止は車掌がやるのね.
でもメトロの 駅の安全対策 の「非常停止ボタンの設置」を見ると
駅のホームには、ホームからお客様が転落した場合や火災の発生・発見時に電車を停止させる非常停止ボタンを設置しています。
非常停止ボタンを押すことで、ホーム、トンネル内、駅事務室に設置された表示器が点灯するとともにブザーが鳴動して電車を緊急停止させることができます。非常停止ボタンは、ホームドアの設置駅以外の全ての駅に設置しています。
となっている.この「電車を緊急停止させることができます」と書いてあるのを素直に読めば,車掌の判断とか入らず即時に緊急停止に至るのかと思うのだけど…… 実は本当に止まる当たりボタンと止まらない外れボタンがあったりするのだろうか? というか,「できる」は可能性であって絶対ではないとかいうことなのだろうか.確かに「電車が緊急停止します」とは書いてない.
というか,何でとりあえず自動で止まるようにしとかんのだろうか.運行規則上はホームの緊急停止ボタンが押されたら車掌が電車を止めることになってんだから,車掌の判断という無駄を省いて自動で止めてしまっても良いと思うのだけど…… 場合によっては止めないほうが良いこともあるかもしれないので基本は自動で止まるけど必要なら人間がキャンセルできるとしとけば良いんじゃなかろうか.人が見落として停止し損なうよりも,人が見落として続行し損なうほうが安全な気が.
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