- 2010-04-05 (Mon) 17:19
- 一般
今年の学部生の実験も Sun Spot を用いた製作という事になった.
この Sun Spot は, IEEE802.15.4の無線ネットワクークを使える無線センサデバイスであり,Javaで動作をプログラミングできるという特徴がある.AVRやらPICやらでCを使うのが面倒な人間にはありがたいデバイスで,GCまで付いている(まあ,GC中に割り込みが来ると最大13msの遅延となるらしいけれど).さらには初めから付いているデモセンサボードに3軸加速度センサ・温度センサ・照度センサ・8つのフルカラーLEDがついており,汎用のIOも10本くらいある.これらのセンサの値は特定のJavaクラスのメソッドを呼ぶだけで入手できる.至れり尽くせり.
ということで,このような面白デバイスを使って何か面白いものを作ってもらおうというのが実験の趣旨.できれば汎用IOとかを駆使して楽しく動くおもちゃを作ってもらえるといいなぁと.
が,この Sun Spot は現在生産してないらしい.在庫限りの貴重なものかもしれない.汎用IOを引き出すにはセンサボードにハンダ付けとかしなきゃならないが… 壊れると換えが利きにくいので手をだすのが恐い.
デモセンサボードのリファレンスとかあったかなぁ? プロセッサボードとの接続は特定のコネクタだった気がするからセンサボード自体を自作するのが安全なのかもしれない.
そして体積が1/8とかになってくれると色々とやりやすいのだけど…
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