- 2009-08-10 (Mon) 18:58
- ソフトウェア ( Linux/coLinux )
Ubuntu 9.04 さんからダイレクトに b-mobile に繋ぐのに失敗したので,Ubuntu に VMware Player 入れて,その上に Windows XP を入れて,XP から b-mobile に繋いで,XP on VMware 経由で ubuntu から WAN に出るようにしてみた.
以下,とりあえず動く所までの設定メモ.
#!/bin/sh sh -c "/sbin/usb_modeswitch -c /etc/usb_modeswitch.conf; modprobe usbserial vendor=0x19d2 product=0x0031" & exit 0
venderとproductの値は端末ごとに変えるべし.上のはMF626用の設定.とりあえずこれでb-mobileの端末をモデムとして使う準備ができた.
answer VNET_7_HOSTONLY_NETMASK 255.255.255.0 answer VNET_7_HOSTONLY_SUBNET 192.168.0.0 answer VNET_7_VIRTUAL_ADAPTER yesこいつは,XPのネットワーク共有でb-mobileの接続を共有する際の共有先にするネットワークで,XPのネットワーク共有が192.168.0.XXXを使うのに合わせている.念のために/etc/vmware/vmnet7という空ディレクトリを作っておく.そんで,ルーティングと名前解決の設定の為に以下のスクリプトを用意しとく(/bin/bmobile.sh).
#!/bin/bash echo "nameserver 192.168.0.2" >> /etc/resolv.conf route add default gw 192.168.0.2
こいつは,rotueでデフォルトゲートウェイをXPに設定して,/etc/resolv.conf にXPをネームサーバにするよう追記するもの.
ethernet1.present = "TRUE" ethernet1.connectionType = "custom" ethernet1.vnet = "VMnet7" ethernet1.addressType = "generated" ethernet1.generatedAddressOffset = "10"
とか.vmxに書いておく.ついでに,ファイアーウォールとか適当に開けておくべし(特にUDP53番ポートとか忘れるとDNSが引けなくなる).あとはb-mobileの接続の為に,接続用のソフト(bアクセスだっけ?)をインストールしておき,b-mobileの接続をethernet1に共有する様にXPのネットワーク共有の設定をする.この時,ethernet1のIPが192.168.0.1に変更されるが,ubuntu側のIPとバッティングするので 192.168.0.2に変更しておく.
以上が準備で,接続手順は以下のとおり.
一.b-mobile の通信端末をUSBポートに差し込む.
二.sudo /bin/bmobile_switch.sh を実行してモードを変更させる.端末がMF626ならlsusbの吐きだす情報でIDが19d2:0031に変わっていればオッケー.
三.VMwareでXP立ち上げて,Devicesメニューから通信端末を接続する.
四.XPのbアクセスを立ち上げて,「接続できます」状態になっている事を確認.
五.ubuntu側に戻って sudo /bin/bmobile.sh を実行してゲートウェイとネームサーバの設定を上書きする.
六.XP側のbアクセスで接続する.
以上でubuntuからVMware内のXP経由でb-mobile使ってWANに出られる.
注意点1:ubuntu側でUSBのモードを切り替えてからVMwareに接続すべし.そうしなかったらVMware内からスイッチしようと試みるのか何回もスイッチングが起きてわけが分からなくなった.
注意点2:多分,NetworkManagerから通常の接続をすると,resolve.confとデフォルトGWの設定が上書きされる.なので,上のスクリプトで設定を上書きしてるけど元に戻す必要は無いだろう.
つなげた手順は多分これでいいはずだけど,間違いがあったら後で直す.
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