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PADL'11 その2

  • 2011-01-26 (Wed) 08:54
  • 一般

今日は主にツールと並列と.

最初の Particle systems 記述用のライブラリ in SML3d を作ったぜという話は… 使えそうだけど実際問題としてどの程度実用なのかよくわからず.とりあえず particle-particle interaction はまだできないらしい.世の中でパーティクル間の相互作用ってどれくらい必要になっているのか知らんけど,それを GPU でどうやってうまくやるんだろうとかいう興味はある.それはさておき,3Dグラフィックスには宣言的なアプローチが必要だというのは大いに納得.命令的に3Dやるのは面倒すぎて過去何度やる気が無くなったことか.まあ,パフォーマンスが気になるところではあるけれど.次の Xpath クエリを functional logic な言語 TOY に実装したぜ(XPath = non-deterministic higher-order expression で)の話は… forward-axes の実装は普通なのでさておき,reverse-axes の filter への変換が高階マッチングでダイナミックにできてしまうという点に感動した.ついでに XPath のデバッグに現在の XPath にマッチするインスタンスを生成させりゃいいとかいう考え方も論理型言語ならではだなぁと感心.Curry でも勉強しようかね.そんで3つ目の話は strictness を排除してメモリ効率を上げましょうという話で… strict にして効率を上げようという普通の考え方と逆を行く結果で興味深い.不必要に評価しなければメモリを無駄に消費しないで済むよねと言われれば確かにその通りな気もするけれど,最適な strict 具合を見極めるのも大変そうだなぁ.

で,午後1は並列.とりあえず F♯ に async 入れたよ(というか,既存言語に容易に機能追加する方法論?)という話で… 英語が速すぎて… 実際のところ数年前にテクレポか何かで出ていた話をちゃんと学会で話しましたよという宣伝でしかなかったような.んで,その次は HPC のために通信を明示的に書きましょう,でも宣言的に,という話.ぶっちゃけ何処が宣言的なのかとかいう疑問というかただのマクロの展開じゃんというツッコミが Launchbury から飛んでいたのだけど… 代数規則とかは無いんかいという.ぶっちゃけ使い物になるのかどうかわからない.そして3つ目でまたF#に戻って,こんどは reactive programming 用の拡張を入れたよと.まあ自然.Manticore の pcase と同じ.

どうでもいいけど並列系の人間はしゃべる時間も勿体ないくらいにせっかちなのかね? 3件中2件が喋るの速かった.特に2件目とか無駄に時間が余ってたんだけど…

以下略.

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