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PADL'11

  • 2011-01-25 (Tue) 18:03
  • 一般

朝一でレジストレーションしてPADL'11で話を聞く.

初っ端の招待公演は Core i7 の formal verification の話.どうやら Pentium Pro のころから FV をやっていたらしい.仕様とか検証器とかをlazyなMLで書いてるとかいう話で,まあ手続型言語で仕様書くとか検証に関する無駄な計算を省かせるとかはしたくないから遅延評価な関数型言語でやるのは筋が良いねという.質問でロジック言語でいいんじゃねーのとか出てたけど,そこらへんは歴史的事情と現場的事情があるのでしょう.

次いで,メッセージパッシングとかネットワークの話.Erlang で,お前にはメッセージが絶対来ないよとか,お前のメッセージは絶対に受け取ってもらえないよとか,そういうメッセージのやり取りの不備を静的に解析する話.大半の発表スライドが「スライド一枚に説明したいことを連想する画像一枚」とかいう構成だったのが印象的.しゃべっていた内容は納得.パイ計算などとの関連や,セッションタイプとかとの関係があるのかないのか良くわからなかった.その次はチャネルを使ったプロセス通信なプログラムを簡単に書くコンビネータライブラリの話で,type class 使いまくると綺麗に書けるとという話.とりあえず type class を使ったプログラムは細かいことを考えなければ読みやすいのだけど,細かいことを考え出すと「この部分式の型はこれだからこのインスタンスの関数が実行されて…」とか追わなければならないので理解が大変な気がしなくもない.最後のはProbLog (Probabilistic extension of Prolog) でモバイルアドホックネットワークのプロトコルの解析を解析的にやるとか.新に解析的なのかどうかはさておき,ProbLogはプログラムに対して何かの確率をうまく計算してくれるらしい.シミュレーションとは違うのだよシミュレーションとは,と言っていたけれど,ProbLogでやってることって確率モデル(プログラム)のシミュレーションなんじゃないかなぁとか思ってみたり.まあ,よくわからん.

以下略.

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