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純文学とラノベの面白さって何?

  • 2009-11-28 (Sat) 15:21
  • 一般

純文学とラノベで検索すると,たいてい一方が面白いというヤツは他方が詰まらんといっている.純文学とラノベの面白さって何なんだろうね?

純文学を面白いといっている連中は,ラノベの批判に「文章が稚拙」といった発言を用いる.ということは,純文学の面白さとは文章による表現手法の巧みさなのであろう.文章を媒介に作者の主張を巧みに表現することが純文学の志向であり面白みであると.

一方,ラノベが面白いという連中は,文章の表現手法などは大抵どうでもよく,物語を追うことで楽しめればそれで面白い.逆に物語を追うことに苦痛を感じればつまらない.自分がラノベ読みなので間違ったことは言ってないだろう.

で,とりあえず自分が納得した答えとしては,「面白い純文学と面白いラノベ」の関係って「面白いプログラムと面白いゲーム」の関係なのかなぁと.

プログラマはプログラムの実装技法に面白みを感じることが出来る.実際,難しい機能を思いもよらない手法で実現しているプログラムを読むのは面白く,力技で稚拙に実装しているプログラムは見ていてつまらない.

他方,普通のユーザはプログラムの実装技法などどうでもよく,とにかくそのプログラムを実行して自分が楽しい時間を過ごせればよい.ゲームが良い例で,ゲームで遊ぶのは面白いけど,その実装はプログラムとしての面白さは少ないことが多い.

まあ,プログラムとゲームだと微妙な気もするけど,とにかく面白さの感じる場所が実現手法と実現対象とに異なっているんじゃないのかなと.で,場所が異なるなら両者を併せ持つものがあってもよいはずだよねと.とはいえ,実現手法に面白さを感じるにはそれを理解するだけの基礎的な能力が必要なわけで….純文学の面白さを理解するにはどんな知識と認識が必要なんだろう? そして純文学派にもラノベ派にも面白い作品って具体的に何かあるのかな?

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