2010年04月06日
プログラミング演習
- 2010-04-06 (Tue)
- 一般
学部生のプログラミング演習のお手伝いに行ってきた.初回なので演習に必要なソフトをインストールするのが主な演習内容だったのだが…
とりあえず,どのレベルの人間を対象に何をさせるのが目的なのかわからない.昔から変わらず.
Windows上にプログラミング環境を整備するためのインストールインストラクションは渡されるのだが,知っている人間以外には分からない表記が散見され全くもって何の勉強にもならない.何が起きているかを理解させる説明もなく,よく分からないことをよく分からずやるだけになっていた.これではただの時間の無駄.こんな状態なら一発でインストールしてくれる簡易プログラムを配布するのが筋な気がする.
いっそのこと演習自体をUbuntu(貸し出しているPCに入ってるから)でやってしまえばよいと思う.Windowsの演習ではなくプログラミングの演習なのだから,環境整備の手間を考えればパッケージ管理システムの整った Ubuntu を使うのが効率よいし(パッケージの取得にサーバが重くなるが,どうせ学内のミラーサーバだし),インストールのインストラクションもあいまい性なく記述できるし(シェルに打ち込むコマンド列を書けばいいだけなのだから).さらにはwindows+cygwinのホームディレクトリが二つあって戸惑うという問題も回避できるし.まあ,担当教員が分からないのでは仕方ないのだけれど.
結局のところ,初回は誰に何を学ばせるのが目的だったのだろうか? インストールや環境整備を学ばせるにはお粗末な内容だったと思うのだけど.初回は環境を整えることだけが目的であるならば,もう少し効率を考えるべきだと思う.初回に限らず,この演習の結果としてどの連中が何を出来るようになっているべきかの像が全く見えない.
まあ,私には関係ないのだけど.
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