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2017年04月

Mailman で ML の設定をコマンドラインから

何やら config_list とかいうコマンドがあるようで.config_list -o mlconf.py list_name とかやると各種設定を代入する python プログラム片が手に入る(-o の後のファイルに書き出される)ので,必要なところだけ代入値を書き換えてあげて config_list -i mlconf.py list_name とすれば設定できる.

書き換える必要のない代入は無くてもいいので,例えば複数のリストに対して footer を空にする設定を反映したければ,msg_footer = '' とだけ書いたファイルを用意して for でリスト名をぶん回せばいい.

まあ,年度ごとに ML を用意するときとかに“いつもの設定”をファイルに書いておけば ML の用意がスクリプト一発になるので便利.GUI でやるのは面倒すぎる.

aliases の :include:

エイリアスをメーリングリスト的に使うときに転送先のアドレスを別のファイルに書いて置ける機能.今までカンマ区切りで一行に列挙してたよ……(大きなサイズの ML は Mailman だったし).

ということで,hoge-ml というメーリングリストのメンバーを /etc/mail-aliases/hoge-ml-members に書き並べておいて,/etc/aliases に次を書いて newaliases すればよいと.

hoge-ml:	:include:/etc/mail-aliases/hoge-ml-members

これでファイル内に列挙されたメンバーに送られる.しかもこのメンバーを列挙したファイルの更新時には newaliases はいらないので楽という.

メンバーを列挙したファイルを使うと Mailman と違ってメンバーのメタ情報をコメントとしてかなり自由に書いておけるので,メタ情報を含めてのメンバー管理に便利かもしれない.Mailman でも"名前"として文字列を保存できるけど変なものを書くと事故りそうだし.

だがしかし,やっぱりメールヘッダに連番入れたくなるので Mailman と連携し始めるとかいうオチかな.

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