2011年02月17日
cluster SSHというもんを教えてもらった
- 2011-02-17 (Thu)
- プログラミング
昨日,複数のターミナルにコマンドをインタラクティブに実行する方法を適当にでっち上げたのだけど,それと似たことが出来る cluster SSH というものを教えてもらった.せっかくなのでちょいと試しに使ってみた.sudo apt-get install clusterssh で用意完了.
cluster SSH は、複数の ssh 接続を作って,それぞれにターミナルを用意して,もうひとつのウインドウにあるテキストフィールドへの入力を選択したターミナルにインタラクティブに送ってコマンドを実行できる.入力を送り出すターミナルの集合はGUIから選択できる.また,あとから ssh の接続を増やしたり減らしたり出来るみたい.
んで,cluster SSH だと,上矢印キーとかCrtl-Rとかのコントロールコードも即座に送ってくれるため,過去のコマンドを呼び出すのが一斉に簡単に出来る.これは良い機能.……それぞれのターミナルでヒストリが違う時には非常に困るけど.
昨日の方法だとコントロールコードを送るとか面倒だし1文字ずつ送るのも工夫がいる.
一方で,cluster SSH だと,for 文を回して各ターミナルに微妙に異なるコマンドを送り付けるという技が出来ない気がする.あと,コマンドを送り付けるターミナルの選択をスクリプトで自動的にやるとか出来ない気もする.そもそも,コマンドを入力するテキストフィールドに機械的にコマンドを投げ込む方法が分からない.
ということで,クラスタに対して均一な操作を加えるときには cluster SSH は非常に便利そうだなぁという印象.ソフトウェアのインストールとか.でも,変態的な使い方が出来そうに見えないのでつまらない気もする.
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