2006年03月16日
とりあえず autoreconf -vfi で
- 2006-03-16 (Thu)
- プログラミング ソフトウェア ( Linux/coLinux )
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OpenC++ のコンパイル
OpenC++Core だと Metaclass のロード部分が省略されてしまっているのでバッククォートを使った PTree の簡単な生成が出来ない.Metaclassをスタティックにリンクしてロード部分を自前で書いたうえで ClassWalker を変更すればどうにかできそうだがそれも面倒なので OpenC++ のコンパイルに再びチャレンジ.とりあえず CVS からとってこれなかったので snapshot で我慢するとして,試行錯誤の末にようやくコンパイルできた.
opencxx-20050912.tar.gz を展開後,configure スクリプトを作ってコンパイルするまでの流れ:改行コードを直して, AM_INIT_AUTOMAKE の引数を直してNEWS ファイルを作って(automake と libtools の古いファイルを消して(-f つけて上書きのほうがよいか)),libtools のファイルを生成して,スクリプト生成(aclocal; autoheader; automake -a; autoconf),コンパイル (./configure; make).
まあ,automake に --foreign つけたら NEWS がいらなかったり,そもそも bootstrap スクリプトを動かせ libtoolize 以下は自動でやってくれるのだが… というか,改行コードの修正後に bootstrap で呼び出す automake と libtoolize に -f つけるだけってのが一番楽か.最終的に,autoreconf -vif と実行するのが一番スマートだということに気づいた
とりあえず以下の環境で確認:(GNU automake) 1.9.6,(GNU Autoconf) 2.59,(GNU libtool) 1.5.22,gcc 3.3.5
自前でやるときのマンドは以下のとおり.
tar xfvz opencxx-20050912.tar.gz cd opencxx for fname in `find . -regex '.*\.\(am\|in\|m4\|sh\)'` bootstrap; do mv $fname $fname.old && (nkf --unix $fname.old > $fname); done mv configure.in configure.in.old && (sed -e 's/AM_INIT_AUTOMAKE($PACKAGE, $VERSION)/AM_INIT_AUTOMAKE($PACKAGE, $VERSION, no-define)/' configure.in.old > configure.in) mv opencxx/main-con.cc opencxx/main-con.cc.old && (sed -e 's/static char thisVersion\[\] = VERSION;/static char thisVersion\[\] = PACKAGE_VERSION;/' opencxx/main-con.cc.old > opencxx/main-con.cc) mv occ2.in occ2.in.old && (sed -e 's/\*\.cc|\*\.mc)/\*\.cc|\*\.mc|\*\.cpp)/' occ2.in.old > occ2.in) touch NEWS autoreconf -vif ./configure make
autoreconf を使わなくても以下のコマンドで代用できると.
#rm -Rf missing install-sh mkinstalldirs libltdl depcomp libtoolize --ltdl --copy -f aclocal autoheader automake -a --include-deps --copy -f autoconf
とりあえず,examples が動くかどうかを確認してうまくいけば次の仕事に移れるかも…
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Libtool
- 2006-03-16 (Thu)
- プログラミング
適当に Web を眺めつつ libtool の使い方をとりあえず覚える.とにかく libtoolize で必要なファイルを生成しておいて AC_PROG_LIBTOOL を configure.in に書けばいいと.古いファイルの上書きに --force をつけて,サブディレクトリに libltdl を持ってくるために --ltdl をつけて,必要なファイルをリンクでなくコピーで持ってくるために --copy をつけときゃいいと.
ということで結局 libtoolize --ltdl --copy --force をして,このあとに aclocal; autoheader; automake -a; autoconf でいけばOKらしい.
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Autotool
- 2006-03-16 (Thu)
- プログラミング
とりあえず,configure.in と Makefile.am を用意して aclocal; autoheader; automake -a; autoconf という流れでやればいいことは理解した.memo
configure.in とかの改行コードが CR+LF で引っかかったり AM_INIT_AUTOMAKE の書き方が古くて(?)怒られたりしたがどうにか configure の生成が出来た….次は Libtool だ,先は長い.
以下参考にしたところ.
http://www.h7.dion.ne.jp/~matsu/feature/automake/index.html
http://larse-gtk.hp.infoseek.co.jp/automake.html
http://home.catv.ne.jp/pp/ginoue/gnu/autoconf.html
http://www.ncfreak.com/research/magazine/No.004/autoconf.html
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