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2009年10月14日

NetWalkerを見てきた

帰宅後に三度研究室行く用事が出来たから,ついでに秋葉原まで行ってSHARPの小型LinuxマシンNetWalkerをヨドバシでさわってきた.(帰りにむちゃくちゃな雨に降られたけど…)

ARM系のプロセッサ積んで,Ubuntu 9.04 が入ってて,4GBのフラッシュメモリがストレージで,解像度1024x600のタッチスクリーンな5インチディスプレイ.そんでサイズはDSを一回り大きくしたくらいで重さ400g.10時間駆動.ついでにオプティカルポイントとかいう(マウスをひっくり返したような仕組みの?)光学式ポインティングデバイスが右手の親指位置にあり,左手の親指位置には左右のマウスボタン.ぶっちゃけオプティカルポイントは十字キーな気分で全体としても携帯ゲーム機感覚で持てる.let'snoteでも左右の縁を掴んで矢印キーを右手親指にZあたりを左手親指にゲーム機感覚で持てるけど,サイズ的にNetWalkerのがしっくりくる.

で,ハード的には面白そうなんだけど,ソフト的には微妙な不満というか不安が.とりあえず,ターミナルの初回起動に20秒も待たされたのはいただけない.二回目以降の起動は5秒くらいだったからフラッシュからの読み込みに時間食ったのかもしれないけど結構ストレス.存在しないコマンドを打ち込んだときのフリーズも長くなるのでイヤになる.そして metacity とかいうウィンドウマネージャが何故か CPU を 100% 近く食いまくっていたのも気になる.何かの間違いだったのか常にこうなのか? あとは ARM 故に使えないパッケージがどれくらいあるのかがちと不安.まあ,前もってパッケージ調べておけばよいかもしれないし,いざとなったらクロスコンパイルで自前で用意すりゃいいのだけど.

あと,キーボードは微妙かもしれない.サイズ的にしょうがないけどブラインドタッチとか不可能っぽい.親指だけでブラインドタッチとかならできるかもしれないけど.そんで,記号類のキーが上のほうに小さくなって固まっていたり,Fnキーを押す必要もあったりするのでいろいろ仕事しにくい.パイプとアンダースコアがFn+Shiftなのがね….どうせまともに作業するには外付けキーボード使わないと駄目だろうから,いっそのこと全体的にもっと小さくして欲しかった.

つーことで,2万円台なら買うかなぁくらいの感想(今のところkakaku.comでもまだ3万後半).

キーボードの代わりに二つ目のタッチスクリーン置いてくれないかな? ソフトウェアキーボードでいいじゃん.そんで5インチディスプレイの周りの縁もなくしてコンパクトになったら文句なし.

後日談:結局CPU喰いまくられてたのは異常な挙動だったらしい.別のを見たらCPUが暇してたから.あと,ターミナルの起動とかももう少し速めだった.ということで,気づいたらぽちってた.

サーキュラーPL

表裏で効果が違うのね.正しい方向ならフィルタ回すと液晶ディスプレイの画面が真っ暗になる(IPSで試した).でも逆向きだと回しても何も変化しない.直線偏光させた直後に円偏光にしてるらしいから,順番変えたら効果も変わるわな. 

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